NIC5152 シェール・ガス、シェール・オイル開発の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス
| 講座名 | シェール・ガス、シェール・オイル開発の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス |
|---|---|
| 日時 | 2012年07月09日(月) P.M.13:30-16:00 |
| 場所 | 京橋近隣 会議室 |
| 講師 |
和光大学 経済経営学部 教授 (資源エネルギー論、マクロ経済学、ミクロ経済学) 東京大学 工学部 非常勤講師 (金融工学、資源開発プロジェクト・ファイナンス論) 石油技術協会 資源経済委員会委員長 岩間 剛一 氏 |
| 受講料 | 32,000円 |
| 内容 |
◆講義概要 1年前の2011年3月11日に発生した未曾有の東日本大震災を契機として日本 全体の電力不足が深刻化する中、米国をはじめとした国際エネルギー情勢は 大きく変貌している。 2009年までにはまったく考えられなかった100年に1度といえるエネルギー 革命が2010年から米国を震源地として世界で起こっている。それは、米国に おけるシェール・ガスをはじめとした非在来型天然ガスの劇的な生産コスト の低下による天然ガス生産増と、天然ガス価格の暴落である。21世紀は環境 の世紀と呼ばれ、天然ガス需要は急増の一途を辿り、天然ガス価格は百万 Btu(ブリティッシュ熱量単位)当たり20ドルを突破することは目前と 考えられてきた。ところが、多くのエネルギー専門家の予想に反して、思い がけない米国の天然ガス生産増によって、天然ガス価格は2009年9月には 2.4ドルまで暴落し、福島第一原子力発電所事故により世界的に天然ガス火力 発電需要が増加している。2012年4月においては1.9ドル台まで大きく下落し ている。これは、チェサピークをはじめとした米国の中堅石油企業による既存 技術の組み合わせによる革命的ともいえる、非在来型天然ガスの生産コストの 低下に起因する。そして、シェール・ガス革命は、非在来型石油であるシェー ル・オイルの分野にも拡大しつつある。 米国の原油生産量は1970年をピークに減少を続けてきた。しかし、シェール・ オイルの開発により、米国国内の原油生産量は2008年を底に大幅に増加して いる。石油は天然ガスと比較して、エネルギーとしての輸送、貯蔵が簡単であ るうえに、輸送用燃料、石油化学用原料としての用途が格段に広く、シェール・ オイルが国際エネルギー市場に与える影響は極めて大きい。しかし、2012年 5月には日本にある54基すべての原子力発電所が停止する電力不足の状況にお いて、日本はLNG(液化天然ガス)を百万Btu当たり2011年12月には18 ドルという高値で購入している。まさにエネルギーの世界における革命ともい える、シェール・ガス、シェール・オイルの開発状況の最新動向と、シェール・ ガスが日本のエネルギー問題の解決となり、電気料金の引き下げにつながるのか。 今後の世界のエネルギー動向に係わる日本企業にとってのビジネス・チャンスに ついて詳細に分析する。 【講義項目】 1. シェール・ガスをはじめとした非在来型天然ガスの開発の現状と今後 2. 国際天然ガス市場の需給動向の現状と今後の動向 3. 東日本大震災後の天然ガス火力発電の状況と国際LNG市場の最新動向 4. 米国における天然ガス生産量の動向 5. 非在来型天然ガス資源の可能性と今後の資源量 6. 欧州における天然ガス市場の変貌と今後の見通し 7. アジア大洋州におけるLNG市場の現状と今後の見通し 8. 天然ガス大国ロシアとカタールの現状と今後のエネルギー政策 9. 米国におけるLNG輸出プロジェクトの動向?米国エネルギー政策の今後 10. アジア大洋州におけるLNGプロジェクトの現状と今後の見通し 11. 米国におけるシェール・オイル開発の現状と今後の見通し 12. 米国国内における原油生産動向と今後の見通し 13. シェール・オイル資源の可能性?シェール・オイル革命は米国以外にも波及 14. 米国中堅石油企業のシェール・オイル開発の最新動向 他 |